DAWで作曲する時の必須アイテム「MIDIキーボード」について
みなさん、こんにちは、MaruCooです!
DAWを使って作曲するときに、あると便利なアイテム「MIDIキーボード」について書いてみます。
「MIDIキーボード」とは、「MIDIポート」を持つ鍵盤で、パソコンやハードウェア音源に接続して演奏したり、DAWでの楽曲制作時に音取り目的で利用したりします。最近では「MIDIポート」の代わりに「USB端子(Type-B)」を搭載した製品がほとんどです。
私が持っているMIDIキーボードは4つ。楽器が弾けないにもかかわらず「4つ」です。
最初に購入したMIDIキーボードは、Rolandの「PC-180」。
もう20年以上前になりますが、楽器なんて弾けないのに、なぜか48鍵フルキーの製品を購入しました。横に長く、高さもそこそこあるので、結構邪魔・・・。インターフェースは、MIDI IN/OUTとサスティンペダル用の端子のみ。当時は、ハードウェア音源のRolandの「SC-55mkⅡ」や「SC-8850」に接続して、音取りに使っていました。今は、、、押入れの肥やしになってます。
次に購入したのは、AKAIの「MPK mini MK2(ホワイトモデル)」。
今から1年程前に購入しました。25鍵のミニキーで、コンパクトな筐体に、8つのパッドやロータリーノブが付いた、一見高そうな製品です。パッドやノブは、付属のソフトウェアでMIDIのCCやDAWのパラメータをアサインでき、ドラムの入力やパラメータ変更に威力を発揮してくれます。
インターフェイスはUSB端子(Type-B)とサスティンペダル用の端子のみ。
ただし、、、鍵盤の幅が狭いため、私の手では隣のキーも一緒に押してしまい、ストレスを感じるシーンが多々ありました。
そんな問題を解消するために購入したのが、CMEの「Xkey 25」のUSBモデルです。
今から3か月くらい前に、メルカリで購入しました。アルミ筐体のデザインが秀逸で、一目惚れしてしまいました。製品名の「25」が示す通り、このMIDIキーボードは25鍵フルサイズキーです。音域で言うと、ほぼ2オクターブ分。フルサイズのキーなので、押し間違いが激減しました。ピアノが弾ける人にとっては違和感のある打感かもしれませんが、個人的にはかなり良い打感です。インタフェースはスマホと同じMicro USB(Type-B)のみと割り切った設計。
ただし、、、押し間違いは減ったのですが、Cメジャー/Aマイナースケールで作曲を始めると、2オクターブでは微妙に音域(鍵盤)が足りなくなり、オクターブ切り替えボタン操作を余儀なくされます。ちょっとストレス感じますね。上下にもう2~3音ずつあると嬉しいのですが・・・。
そこで、再びメルカリのお世話に。CMEの「Xkey 37」のUSBモデルを購入しました。
その名の通り、37鍵(約3オクターブ)フルキーです。上下のキー不足も解消し、作曲に専念できるようになりました。
ただ、、、横幅が「Xkey 25」に比べて1.3~1.4倍程度あり、思いのほか存在感を示してくれちゃってます。11インチのノートパソコン(VAIO S11)を使っていることもあり、かなり大きく感じます。
↓並べてみると、こんな感じです
というわけで、
4つのMIDIキーボード、それぞれにメリットデメリットがありました。小型のノートパソコンでDTMされる方は、「Xkeyシリーズ」のように、薄型でコンパクトな製品が合っていると思います。
逆に、デスクトップPC&複数ディスプレイ環境で、パッドやミキサーを並べて、腰を落ち着けてDTMされる方には、ピアノやシンセサイザーに近い打感のMIDIキーボードが良いかと思います。
ちなみに、Bluetooth接続に対応した製品であれば、ケーブルの取り回しが不要なので、スッキリした環境に仕上がります。(私は、LANやBluetoothなどの無線通信となぜか相性が良くないので(笑)、必ず有線接続の機器を利用するようにしています。)
以上、MaruCooでした!